・・・アド・ソアーへの入社理由は？

就職活動中、小さなころからの夢であったプラモデルの設計に携わることのできる会社を探していた際にアド・ソアーに出会いました。何社か説明会に伺ったのですが、アド・ソアーでは、プラモデルの設計に携わることができる点と社員一人一人にしっかりと向き合うという点に心を打たれ、迷うことなく入社を決意しました。

・・・現在の仕事は？

テレビ番組に出てくるロボットなどのプラモデルのモデルの作成を行う仕事を担当しています。メーカーの方から送られてくる設定資料などを参考にしながら、パーツのモデルを作成し、メーカーの方々のチェックを受けて修正を行い完成したデータをもとに商品が作られていきます。今は仕事を担当させていただいてからまだ日が浅いので、先輩社員の方が担当している商品の一部のモデルを作成し、先輩社員の方に提出する流れが多いです。

・・・仕事の面白さは？

送られてきた設定資料を参考にしながら自身の手でモデルを作成できることも面白さの一つですが、一番の面白さは組み立てた際のかっこよさや組み立てやすさなどのアイデアを出しながら設計を行い、そのモデルが採用されて商品になっていくところです。

・・・趣味はなんですか？

小さなころからプラモデルの製作が趣味です。小さな部品の状態ではどのような役割を持っているのかわからない部品が組み立てていくうえで役割を持ち、綺麗にまとまるところが魅力的です。また、学生時代に野球部、水泳部に所属していたので、バッティングセンターやプールなどに行き、体を動かしてリフレッシュしたりしています。

・・・将来の夢はなんですか？

まだまだ今の仕事を任せていただいてから日が浅く、先輩社員の方々から仕事をいただいて作業を行っているのですが、将来的には自身で取引先のメーカーの方と打ち合わせなどを行い、チームの全員で協力して大型商品のすべての部品の設計を行ってみたいと思っています。

・・・仕事をする上で大切にしていることは？

設定に近づけすぎてメーカーの細かなルールを破らないように気を付けています。魅力的なプラモデルを設計することはもちろんですが、自分の設計した部品でケガをする方が出ないよう設計することを心がけています。また、プラモデルを組み立てる人だけでなく、製造に携わる方々のことも考えて設計を行うようにも心がけています。金型が壊れてしまうと、お客様の手に商品が届かなくなってしまうだけでなく、製造する方々にも大きな迷惑がかかってしまうので、そのようなことが絶対にないよう、モデルを作成するようにしています。

・・・ＣＡＤエンジニアを目指した理由は？

夢を実現させるにどうすればよいのか？ということで、高校在学中にプラモデルの設計について調べました。そこで3次元CADを使用して設計を行うことを知り、CADを勉強できる専門学校の体験会に行き、実際にCADを使ってみた際に画面の中で様々な部品が組み立てられていくところに感動し、CADエンジニアを目指しました。

・・・今、一番大変な事は？

モデル作成を行う際のメーカーのルールを覚えることももちろん大変ですが、一番は社会人としてのマナーなどを意識しながら仕事を行うことが大変です。メールを作成する際にも適切な言葉を使えているか確認を行い、先輩社員の方の打ち合わせに同伴させていただいた際にはメーカーの方に失礼が無いように気を付けたり、社会人一年目という二度とない期間で沢山のことを身に着けられるよう、日々勉強しています。

・・・学生と社会人で一番違うことは？

一番の違いは責任の重さだと思います。学生の頃は自身の行いが世の中に出るということは少ないですが、社会人になると自分の仕事が世の中に出回ることが多く、一つ一つの行いの責任が重くなったと感じます。先日、自身がモデル作成を行った商品が発表されたのですが、嬉しさと共にその瞬間が一番責任の重さを実感しました。